「このキス」書きました。

 「このKISSをどうしよう」、ツイッターで拝見したイラストにいんすぱいあーされて書きました。
 ツイッター、ここしばらく幽蔵さんが賑わっててすごく刺激を受けてます。もう人生折り返しに差し掛かってる私には刺激的すぎて、たまに息切れが、ゲホゴホ。
 
 どうでもよろしい。
 
 キスしちゃって、その次になだれ込んじゃってぐふふ♥とか盛り上がってたわりに、キスで止まってしまった…舞台設定なしだとここ止まりでした(;´Д`)
 この先に行くとなるとなー幽助が何歳か、女性経験あるかないか、螢子ちゃんとどうなってるか、とかいろいろ考えなくちゃ、幽助若いから立ち振る舞いが変わってくる…つか、螢子ちゃんの件を考えるのが!面倒でした!!(正直)
 
 このお話、「蔵馬にとっての正着は何か?」を問いかけながら書きました。なんかこう、蔵馬が腑に落ちなくて。
 なんかなー、もっと対応の仕方があると思うんですよ、このやり方だとむしろ幽助を刺激してるですやん。チューだけならブッチュブッチュやりまくって、幽助が気の済むようにさせて、そしたらそのうち幽助も飽きて、ははは酒の勢いって怖いなーって笑い話になる日が来たはず。で、他の誰かが相手なら、蔵馬はそんなふうにすると思うんですよ。
 でも幽助にはできない。なぜだろう。
 蔵馬が落とし込みたい所は、「幽助とは何も無かった」なんだろうなー。蔵馬にとって幽助は、大切だから手垢をつけたくない相手、ですよね。だから可能なら全力を挙げてキスをリセットしたいんじゃないか。そして戯れにでもこれからそういう事態を起こすことも、否定したくて、強硬な態度になってしまうんじゃないか…でもこの強硬さが逆に、幽助の興味を煽って、ぶちゅぶちゅで対応してたら踏み込まない部分にまで踏み込ませてしまうのではないか…と感じました。
 だから、冷静ぶってるけど蔵馬さんこれ、すごく感情的な対応しかできてないんですよね。あ、「キスしてから数日、蔵馬何考えてたんだろう」って質問をいただいたんですが、私知ってます、「どうしようキスしちゃったよ何やってんだどうしようどうしよう夢幻花使おうかでも幽助には使いたくないしぃどうしよあれ絶対意識してるよどうしよー!!!」って頭抱えてごろごろしてたんです。
 要するに幽助が別格で特別で、その思い入れが望まない方向に蔵馬を突き飛ばしてしまう…なんてのはどうしようもない幽蔵脳ですが、仕方ない、ここは幽蔵サイトです。どう転んでも幽蔵にしかなりません。ご愁傷さま。
 
 蔵馬視点が書きたくなる…いやこの話の裏面という訳ではないのですが…幽蔵にならないための蔵馬さんの涙ぐましい努力とか…というのが「モテモテ蔵馬さんのお悩み相談室」構想なんですけどw
 書けば書くほどまた次の幽蔵が書きたくなる、無限幽蔵地獄。
 
 あと、何年も書いてなかった蔵馬さんの容姿の描写を入れたんですが、こう、なんだ、難しい。自分の蔵馬さんへのイメージが昔とかなり変わっている…あんまりきらきらしい表現だと違うなっていうか、普段は影のようにニュートラルに佇んでいるけどふとした瞬間に心にそろりと忍び込んでくるような、そういうのが今のうちの蔵馬さんなのかなの思いました。
 でももっときらきらした表現で書きたいよう!!角度変えれば書けそうだから〜模索!
 
 しかし自分の癖がもろに出てるのが気になったり、背景のない話だから削れるだけ削ってるけど伝わるのかと気になったり、最近こういう表現ばっか使ってないかなーとか気になったり、ともかくいろいろ気になるけど、細けぇことはいいんだよ!自分プロじゃないですからー!ただの二次創作の人ですからー!だいたい伝わればいいんだよー!!!
 と自分に言い聞かせる、これもいつものこと。

 
 ここ数年、書き終えたあとの「何書いたか・考えてたか、忘れた」が酷すぎるので、書いてる最中から、こういうことをコメントしよう、とメモ&イメージしておきました(笑)。書こうと思って意識的に記憶を維持してるから書けてるけど、きっと書き終えて数日したら「こんなこと考えてたのか〜」って言い出す。知ってる。知ってるから書き留めてる。

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